試験勉強シリーズ。
細胞環境デザイン学の学びです。
メラトニン
聞いたことありますか?
松果体で合成され睡眠を促すホルモン。

脳の深ーい部分にある松果体という部分で合成される、睡眠を促すホルモンです。良い睡眠を取るには欠かせないホルモンでこれをしっかり出してこそ、熟睡できます。
メラトニンは年齢とともに低下していきます。
メラトニンの分泌は、子供の頃にたっくさん出ていて、大人になるにつれて分泌量が減ってきます。
子供は一度熟睡モードに入れば、ちょっとやそっとのことじゃ起きないじゃないですか?寝てしまった時、抱きかかえて移動しても全く起きない。
でも大人になれば、睡眠が浅くなります。加齢とともに睡眠が長時間取れなくなってしまう。これはメラトニンの減少が一つの原因です。

【なぜ睡眠が大事?】
では、睡眠はなぜ大事かってことなんだけど、睡眠中に体内のDNAや、傷ついた細胞ちゃんたちが修復されて行くんですね。要は疲労回復とはこのことです。
さらには、記憶を定着させるためには休息は重要。
夜更かしして勉強ばかりして、結局睡眠不足となると、記憶の定着が行われなくなり、脳が働きません。
余談ですが、このことから一夜漬けをする際は、1時間勉強して10分睡眠取るなど、こまめな休息で記憶を定着させることが可能らしいです。ただ、長期の記憶には向いていない。直前の試験にはいいが、記憶は、2時間後には70%、8時間後には90%以上失われるとも言われている。
そして良質な睡眠をとって、体内時計をしっかりと管理してあげることが大事。
1日が24時間に対し、体内時計は24時間と15分ほど、と言われている。
だから、日々日々、体内時計はずれてくるんですよね。
1日のリズムに体内時計が合わなくなってくると、カラダはしんどさを覚えます。
今眠りたい!休みたい!という体内時間の時に、カラダが働かなければならない状態であれば、絶対にしんどくなるはずですよね。ずれが生じるとはそういうことです。
【規則正しい生活⇨良質メラトニン⇨ぐっすり睡眠】
体内時計のことを考えると、自然の理にしたがって生活して行くことがやっぱりベストなのです。
例えば夜勤などはもってのほか。
夜じゅう働くことに私たちのカラダは適応していません。
私たちはながーーい歴史で進化して行くにあたり、どんな活動をどんな時間に行うのがもっとも良いのかをきちんと習得してきたんです。
例えば、昼は紫外線が多く、DNAを傷つけるので私たちの睡眠=修復時間には不向きです。だから、夜、太陽の出ていない時間を修復時間としました。
自然の理にしたがっての生活、すなわち、
朝日が昇ったら起きる、朝日を浴びる。
⇨体におはよう!と伝える!目覚める!メラトニンは朝日を浴びた15 時間後に生成される!

日中はしっかり外で活動する。
⇨メラトニンの材料であるセロトニンがしっかりと日中に生成され夜のぐっすり睡眠に備えができます。
夜は光を浴びずにしっかりと休息モードに入る。
⇨人工的なブルーライト(スマホやテレビの光)を浴びることでメラトニンの分泌が妨害され、睡眠の邪魔になります。
だから、寝る前にスマホを見ながらベットに横になることで、悪質な睡眠となります・・・夜は連絡が来ても、自身の修復のために、そして翌日の自身のパフォーマンスのためには、携帯は伏せておいた方が身のためです。
もっと言えば、電磁波もメラトニンの生成を邪魔するということで、おそるべしスマホ。スマホ目覚まし時計代わりはよくないです。目ざまし時計を購入し、スマホは別部屋で充電した方がいいってことですね。
私も、目覚まし時計をこの度私も購入することにしましたよー笑
規則正しい生活、太陽の動きに合わせて1日を送ることがいかに大事かを今回はお話ししました。
兎にも角にもメラトニンの生成に力を入れてください!
で、すごいぞメラトニン、まだまだ他にも作用があるんです。だから、しっかりと生成してほしい!そのほかの作用とは・・・、それは次回に引き続きお話ししますー!
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