自然とともに生きることがなぜ大切か。
細胞環境デザインの観点からお伝えします。
さて、みなさん、休日はいつもどのように過ごしていますか?
都会に住んでいる方々、やっぱり森林、山、緑のある場所に出向いて欲しいと思います!
今回は、自然とともに生きること、自然ベースに生活を考えること、がなぜ大切なのかというお話です。
私たち人間はかつては大自然の中で生きてきた生き物です。
約1億年前に猿のような「霊長類」が誕生し、約400万年前に私たちの祖先であるアウストラロピテクスの誕生、二足歩行が始まりました。
その後、猿人から「原人」の時代がやってきて、狩猟採取生活が始まります。
彼らは大自然の中で自然が生み出した植物だったり動物だったりを食べていました。
狩猟しないと、採取しないと、食べ物が手に入らない、
そして、自分が他の動物に襲われないかどうか、常に自分の身を確保、
自分の命は自分で守る、常に動いていなければならない生活。

動かなければ命を取られたり、命が絶えたりしてしまう。
この間、氷河期も耐え抜いている人類。毛布を着たり、洞窟で耐え忍んだりして生きながらえたそうです。
そんなストレッサーな環境で生きて来たご先祖様。
人類のながーーーーーい歴史を考えると、自然の中で過ごすことが優位なようにできている「生き物」だということが明らかです。
これをベースにすれば、私たちがどのように生活すればいいかが見えてきます。
例えば、昼行性の生き物なので、太陽が沈めば寝て、昇れば起きていた
⇨早起きが大事。朝に太陽の光を浴びることは細胞を目覚めさせる!
人類は常に鳥の声や、緑のざわめき、風の音などを聴きながら、そんな大自然で生活していた。
⇨癒しを感じるのは自身が昔から大自然の環境に身を置いていたから!
人類は、常に動き続けていた、でなければ死に直面することになるから
⇨運動は身体にとって必須!
人類はいつ食べ物が手に入るかわからない、飢餓との戦いであった
⇨飽食時代の現代、食べ過ぎは私たちの身体に適していない。健康を害している!
産業が発達して、都会に身を置き始めたのも、ここ数百年の出来事。
人類の歴史に比べたら、雲泥の差。
もしも、今の現代のような発達した社会がこの先、何百万年も続くようであれば、きっと飽食や運動不足にも耐えられるような「人類」になっているかもしれませんけどねー。そうなると、その前に人類が滅ぶのが先かもしれない?
そんなわけで、今日のまとめ!
自然に触れた生活を細胞レベルで私たちは欲しているということ
進化の歴史から考えて、私たち人間がのびのびと生活できるように過ごすこと、それが一番、身体にあった生活の仕方なのです。
さて、まずは朝の散歩にチャレンジして欲しいです。
近くの公園に出向いて、鳥のさえずりを聞いたり、朝の冷たい空気を感じてください。細胞レベルで、頭を目覚めさせてあげましょう。


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