おはようございます(^^)/
タベルコトツクルコト大好き、食を世に伝えたい、
一児の母、ウエノモモコです。
さて、先日の青年農業士会の交流会を経て感じたこと。
「農薬=悪」なのか?
以前は違ったけど、最近は必ずしもそうではないと私は思うようになった。
農家さんだって、自分たち家族の生計を立てなければならない。
農薬を使うことで、労働がどれだけ楽になるか。
収穫がどれだけ増えるか。
収入がどれだけアップするか。
消費者は果たして高いものと安いものどっちを選ぶ?
それを考えると使わざる負えない。
丁寧に無農薬で育てた300円のほうれん草。
大量生産の慣行栽培の100円のほうれん草。
あなたならどちらを買いますか?
「農薬が心配だから」で無農薬を選んだり、
「安いから」で普通の慣行栽培のものを選んだり。
選ぶ基準って、安全、安心、価格、などそれぞれあると思うけど、
ここ最近思うのは、どんな商品にせよ
「作った人の想い」
で選べるような販売の仕方をしてほしいなと思う。
たとえば、慣行栽培の100円のほうれん草でも、
「私が丁寧に育てました!今回は大豊作のため100円です!ぜひ食べてやってください」
とPRされていたらどうか??
100円で安いだけのほうれん草の見方が少し変わってくる。
以前こんなことを聞いたことがある。
農薬は防虫、除草、作物が病気にならないようにかけるもの。 だから、 農薬をかけないということは、野菜の病気をそのまま放置しておくということ。 できれば自分だってかけたくない。 自分自身の身体にも悪影響を及ぼしているのだもの。 でも、農薬をかけず、病気のまま放置して、その形や色の悪いまま収穫され、世に出回って、だれにも食べられることないまま廃棄になってしまう。 そんな野菜たち、かわいそうじゃないでしょうか? だから自分は野菜のケアとして最小限の農薬をかけて、丁寧に育てる。
さて、農薬は悪なのでしょうか?
もちろん、使わないに越したことはない。
私だって「自然農法」(農薬を使わないで種の力のみで育てる)をできれば選びたい。
でも、農家さんたちの背景を知ったら、選択肢が少し広がってきますよね。
農家さんたちの「想い」。
想いを伝えた人こそ生き残っていくと思う。
そして、この青年農業士会の方々は、みんな自分の商品に誇りをもって世に送り出している。
目の前にある野菜が、手間暇かけて、愛情込めて作られたものと知ったら、
すごくおいしくないですか?また買おうって思いませんか?
そういうお野菜で育ったら、子供も素直になる気がするのは私だけでしょうか。
知ることで選択肢が広がる。知ることでより食卓が豊かになる。
私はたくさんの人にぜひともこの想いを伝えたい。知ってもらいたい。
なにかイベントができたらいいな~。
私たちにできることないかな~。
と妄想をたくさん膨らませたドキドキワクワクの交流会でした。
ちなみに、
「僕の作ったブロッコリー、食べてくれましたか??」と声かけられました。
まさに生産者の前でその野菜を食べる!
これだけでもすごく感動した食事でした。
それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください(o^^o)
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